キャンパス生活の中では、別れてもまた顔を合わせてしまう状況が多い。友達に変化し、それがまた恋へと。こんなことを繰り返しながら、やがて卒業も間近、いよいよ本当に別々の道を歩まねばならなくなった・・・
読み返しながら、ピュアな恋愛を描きたかったのかと、ふと自問自答していました。


flom FESTA MODE FESTA MODEV

だいじょうぶ

放り投げたライター少し受け損ねて
思わず笑ってしまう
友達だからね 別れはないよと
念を押さなくていいよ
試したね はぐらかしたね もどかしかったね
手の中で 形見になった情熱
だいじょうぶ 悲しみをひとつ残してくれたらいい
陽だまりの中で いつも燃やしながら歩けるから


キャンパス通りで 二人立ち止まるの
これが初めてなんてね
心のスペアキー 最後はあなたに
返してあげなきゃダメね
平気だよ 涙ならばまだ残しておいてあげる
本当にそれぞれの夢を磨いてゆけるかな


たまらなく好きだったと 嘘ついてくれたら
深刻な顔 突きつけ 泣いてしまいそう


あまりにも近すぎて 見えなくなった 愛しさだね
憧れに変えていくこと いつまでも出来ないよ