チャラチャラした恋愛ごっこの果てに、なくてはならない存在と気づいた。
ふざけすぎた季節、子供じみたかけひきばかりしていた自分が恥ずかしい。
急に宣言はできないから徐々にね。
美しいメロディに、手垢が付いたような美しい言葉を乗せないことで、アーティストの個性を固めようとしていたが、それがこのアルバムで確立されたような気がします。
この曲をsingleA面に、という事務所社長の意見も耳にしたが?残念。
まあリズムコンセプトでやはりMr.プレッシャーがふさわしいでしょう。




from 3rd 甘ちゃん

まじめになる

初めから結末が見えるような
映画には終わりまで付き合えず
曇り空 鮮やかに やけにキレイに見えている
貴方となだらかな 坂を下る夕暮れ
かけがえのない人だと思う だからもう
まじめになる 大きな声じゃ言えないけど


テールランプ 川のように澱んでも
貴方との距離はまだ詰められず
形だけスムーズに 決めていくことだけじゃまだ
私のこの気持ち 伝えられないでしょう
ためらわずに寄り添うよりも その前に
まじめになる 心も顔も ひとつに向く


ついたり離れたり とりとめない心
貴方の肩先に集めてみた
何も知らないで 笑っている


言い訳だけ少し残して あとはもう
まじめになる 胸を張っては言えないけど
まじめになる 褒められなくてかまわない
まじめになる 大きな声じゃ言えないけど・・・・