メジャーの頃の馬渡松子。
それは他の追随を許さないアーティスト魂と、
圧倒的なステージングでファンを魅了した。
彼女のようなアーティストはもう二度と出てこないだろう。

過酷なスケジュールの合間に、
日本のミュージックシーン史上初、女性1人による全曲の、
コンポーズ+アレンジ+プログラミング+
コーラスワークフル+ボーカリズムの構築。
この前人未踏の業の苦悩は、
周囲もなかなか理解しづらかった。
当然トータル消耗度も激しく、サイクルの凝縮された中では、
太く短くならざるを得なかったことは否めない。

しかし、ラッキーにも同じ時期に青春を過ごし、
彼女の音楽を聴いていた人々の心の中に、
馬渡松子の残像は今も鮮烈に息衝いている。


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Matsuko Mawatari Forever